カエルトテントウムシ日記

自力整体のこと、自然農の暮らしのこと、日々のことを綴るブログ

〜硬い・太い・痛い身体と経絡痛〜

先月22日、久しぶりに西宮に行ってきました(#^^#)

今回のテーマは、

~整食法の歴史と「硬い、太い、痛い」身体の治療~

 

以下、学んだことを私の復習として、アウトプットしますので、

是非読んでみてください(^_-)-☆

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自力整体を続けると、本来の健康体に戻るため、痩せたい人は痩せ、太りたい人は太る。

ダイエットの目的は、健康になるためであり、そのためには、食への執着や洗脳を解くことも大事。

例えば、「腹が減っては戦はできぬ」という言葉に惑わされて、勝負の前は食べなければ力が出ないと思い込まされてきたが、本来は、勝負の前は空腹の方がパフォーマンスは上がる。

「朝めし前」という言葉も、「ご飯の前の簡単な仕事」という意味になっているが、昔の農民は、夜が明けたら先ずは畑仕事をし、11時頃に朝ごはんを摂っていた。キツイ仕事は朝ご飯前の空腹労働で行う方が本来の身体のリズムからしても理にかなっている。そして、そのような生活(11時と夕方の1日2食)をしていた時代の日本人の便の量は、現代人の3倍はあったという報告がある。

因みにマサイ族の便も、現代人の6倍はあり、素晴らしい排泄力を持っているとのこと。

 

★「硬い、太い、痛い身体」(肥満)の治療★ 

「硬い、太い、痛い身体」=不調を伴う肥満として考えると・・・

①「硬い、太い、痛い身体」は、老廃脂肪、老廃水分の排泄不全である。

②老廃脂肪、老廃排水分の排泄不全の原因は、内臓疲労である。

③肉体のコリ、疲労、睡眠不足は、異常食欲となり内臓疲労に繋がる。

④腰が不調だと、老廃脂肪、老廃水分が排泄されない。

⑤空腹睡眠と水分のみの朝食による排泄促進こそが、内臓疲労の改善法

⑥正午から18時までに食べ、それ以外は空腹で過ごす18時間断食が、老廃脂肪、老廃水分を排泄させ、「硬い、太い、痛い身体」を改善する。

⑦痩せるより美しい骨格を作ることが大事

※痩せすぎも内臓疲労から来るので太りたい人の治し方は同じ。

※18時間断食という言葉を作ったのは、矢上先生だそうです(#^^#)

 

★整食法の変遷★

2005年に18時間断食を正式な整食法とするまでに、

単食法(1995年)→朝食抜き、空腹睡眠(2000年)→空腹労働、空腹睡眠(2003年)→18時間断食と変遷し今に至る。

※単食法は、朝は水分、昼は炭水化物、夜はたんぱく質と分けることで消化のエネルギーを節約する食べ方です。

 

内臓疲労と経絡痛(筋肉や関節の痛み)★

・内臓と四肢の筋肉や関節は、経絡で繋がっていて、気を共有している。よって気を使いすぎると気の巡りが悪くなり、内臓も疲れてくる。

・内臓疲労になると、経絡上の筋肉や関節の気が滞り、痛みとなって表れ、「硬い、太い、痛い身体」になる。

・レントゲンで異常が無いのに痛むのは経絡痛

 

★各臓器の疲れと症状★

〇心臓疲労→左肩から腕にかけて痛みと痺れがある

〇脳疲労→右肩から腕にかけて痛みと痺れがある。

〇肺・大腸疲労→手首や手の親指の痛み

〇胃・膵臓疲労→膝の痛み、水毒(余剰水分が引き起こす不調)

〇腎臓疲労→腰、足首の冷え、浮腫み、冷え、脱水(足のツリ)

〇肝臓、子宮卵巣の疲労→股関節の痛み、生理痛やPMS、ぎっくり腰  

〇大腸疲労→腰痛、坐骨神経痛、歯の痛みや浮いた感じ

よって、内臓疲労が取れると経絡痛から解放される。だから、断食は、有効な治療法。

 

★内臓疲労を防ぐための睡眠や食事★

①空腹で寝る。寝る前の食事は、消化作業にエネルギーを浪費することになり、睡眠中に本来行われるべき、身体の修復と老廃物の回収が中途半端になってしまう。(最低3時間前までに食事。どうしてもお腹がすくときは、おかゆやスープを!)

②寝る前に凝りをほぐす。

※筋肉が硬いと痩せない。硬くこわばった筋肉に血管が圧迫されると、脂肪を燃やすための十分な酸素や栄養を運べない。

※自力整体をすると脂肪が無くなるのは、筋肉が柔らかくなり、血液のめぐりが良くなるから。筋肉を柔らかくしないで、運動だけで痩せようとするのは無理。流れの良い血管や腸にする。

③朝は自然に目覚める(目覚まし時計等で強制的に起こされると、排便不調になる)

④睡眠が足りないと、食欲が止まらない。

⑤午前中(最低起床後3時間)を空腹で過ごす。(朝食を摂ると老廃脂肪、老廃水分が出ない)

 

★理想的な排泄とダイエットの為には、測定と記録を!★

①起床後最初に排泄される硬い便(睡眠中に作られる)は、食べ物のカス。→第1排便

②その後に排泄されるものは、老廃脂肪、老廃水分→第2排便(脂肪太り、水太りが解消でき、浄化ダイエットになる。朝食で固形物を胃に入れると、第二排便が無くなり、老廃脂肪、老廃水分が腸に残ったままになる。)

③更に、食後の排便は、胃が刺激されたことでの排泄

④健康な人は食事の回数分、排泄がある。

⑤排便量が多ければ、たくさん食べても太らない。

タニタのインナースキャン(下の写真)で体重、体脂肪、内臓脂肪、筋肉量、体内年齢、基礎代謝、骨量、体内水分量、BMIを計る。

 

★肥満のタイプ★

〇横肥満(横に広がるタイプ)

 下半身だけ太る人は、仙腸関節のゆるみが原因。断食しても、下半身は痩せないので、仙腸関節の開閉力をつける。

〇縦肥満(体の厚みが出るタイプ)

 反り腰でお腹が前に出る場合は、腹筋、腸腰筋を鍛え、腰椎の反り過ぎを治す。

 骨盤後傾でお腹ポッコリの場合は、腸腰筋を緩め、開脚で腰が立つよう、腰椎にS字カーブを作る。

 

★女性ホルモンによる痩せない時期★

 ・思春期(妊娠できる身体作りが優先されるため)

 ・生理前

 ・出産直後

 ・更年期(更年期以降は小太りくらいが健康的)

 

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今回の研修では、内臓疲労と経絡痛の話が、私の中では一番の収穫でした(#^^#)

 

気を使いすぎることもエネルギーの巡りが悪くなり、結果、睡眠が浅くなったり、排泄不全になったりし、食欲へと向かわせる。

ストレスが多すぎなのも、内臓疲労に繋がるんだ!

ということ。

私は、小学生の頃から、緊張すると便秘になるし、緊張し過ぎは交感神経が高ぶって下痢になるタイプなので、気持ちをどう安定させるか。、。コレが一番の課題でもあります(;^_^A

また、内臓疲労の中でも腎臓と大腸疲労には要注意です💦

老廃脂肪、老廃水分の排泄力(第2排便)が無い日が多いので、やはり18時間断食で内臓を元気にした方がいいな!と思い、再開することにしました(^_-)-☆

また、パンなどの小麦を食べると消化に時間がかかって、胃腸が疲れて、便秘になるんだ!と最近気づいてきました(^^;)

パン大好きな私としては、完全に排除することは難しいので、普段はなるべく控えて、どうしても食べたい時だけは許してあげよう!と思っています(#^^#))

自力整体を始める前は、身体がカチコチでしたから、便秘も良くしてたし、相当の冷え性でもあり、あちこちがボロボロでした💦

自力整体を続けているお陰で、身体の柔軟性が上がり、気の巡りが良くなっているのを実感しています(#^^#)

そうはいっても、まだまだ、伸びしろ満載の私なので、日々の暮らしを大事にしながら、体質改善をして参りたいと思っています(^_-)-☆

 

この記事を読んで、もしや私も(・・?と、心当たりのある方は、胃腸を休める時間をしっかり確保して、排泄力をあげてまいりましょう!

なにか質問などありましたら、お尋ねくださいねっ(^_-)-☆

 

では、この辺で✋

今日も、最後までお読みくださり、ありがとうござました。

 

最後の写真は、電車を降りて会場へ向かう途中にある公園。薔薇が綺麗でした🌹