最近、実技中に行っている1分間息止めについて、なぜ必要でやっているのか。。。
について、しっかりと説明できなくなっていることに気づき、改めて、復習したくなり、ブログに書いて残すことにしました。
そうしたら、あの時書いた文章!といっていつでも引っ張り出せるので、時々、アップしていきますね👍
2022年11月号のじりき通信に詳しく書かれてあったので、そこを抜粋して、私なりにまとめてみました。
〇酸素が細胞まで届きエネルギーを生み出すしくみと二酸化炭素の役割
①息を吸って酸素を肺の細胞に届ける。
②肺胞の毛細血管から酸素が取り込まれて、血液中のヘモグロビンにくっつく。
③ヘモグロビンとくっつくことによって、酸素は細胞まで届けられる。
④ヘモグロビンは細胞の近くまで来たら、酸素を手放す。
※この時にある程度の二酸化炭素が血液中に存在しないと、ヘモグロビンが酸素を抱えたまま、手放さずに血液中を漂ってしまう。
⑤細胞内のミトコンドリアがその酸素と栄養を使って、エネルギーを生み出す。
〇息を止めると苦しくなるのは、、、
血液中に二酸化炭素(CO2)が増えると、脳がCO2を外に出せ!と命令が送られるので苦しくなります。そういう人は、酸素を細胞へ送るのが下手な人。
逆に、息止めが1分くらい平気でできる人は、血中のCO2に耐えられる人です。そういう人は、細胞内のミトコンドリアに酸素をしっかり届けることが出来る人。
よって、息止めがたくさんでき、たくさん酸素が取り込め、深い呼吸ができる身体にするために何度も実技に取り入れています。
〇息止めが上手にできるようになると、、、
・酸素を細胞内のミトコンドリアへしっかり届けることが出来て、エネルギーを産みだすことが出来る。
・肺の酸素を吸う力が強くなる
・血管が広がり、血流が良くなるので高血圧だった人の血圧が下がる。
・動脈硬化で硬くなった動脈がしなやかになる。
・疲れ知らず、衰え知らずのエネルギーが満ち満ちた心身が手に入る。
〇細胞まで酸素を届けられるかどうかは、自律神経が鍵
①毛細血管と自律神経の関係
私たちの血管は、10万キロの長さがあり、その血管に沿って自律神経が存在している。血管のほとんどは髪の毛の1/10程度の細さで、この毛細血管から細胞へ酸素を贈っている。細胞の中にあるミトコンドリアという物質が、運ばれてきた酸素と栄養とをつかってエネルギーを作り出し、命が維持できている。
この毛細血管は、自律神経の交感神経が緊張しているとギュッと閉じ、副交感神経が優位になると、フワッと広がるようにできている。
毛細血管の蛇口を閉じるのが交感神経。開くのが副交感神経。
つまり、交感神経優位(緊張状態)から、副交感神経優位(リラックス状態)にしなければ、呼吸法で酸素を取り入れても細胞に届かないということ。
※交感神経と副交感神経を合わせて自律神経という。
②ストレスを抱えたままだと、、、
・交感神経優位になるので、病気の原因になる。
・呼吸が浅い。
・息止めが長くできない。
・いつもイライラ、ビクビク、心配ごとで頭がいっぱい、後悔などの状態。気持ちも沈みがち。
③自力整体で副交感神経優位に
最初に呼吸法を行うと、次第に緊張が緩んできて、手足の毛細血管が開き始めます。
さらに、ツボを刺激して、伸ばすことで、末端まで気が流れると副交感神経が毛細血管を広げ、細胞へ酸素が届きます。
※鼻水、げっぷ、あくび、おならなどは、緩んだ証拠
このような狙いで自力整体のプログラムが組んであります。
実技中は、末端の毛細血管が開いて、細胞へ酸素が届くイメージで行ってください。
この呼吸法が出来るようになると、疲れしらず、衰え知らずの心身が出来上がります。細胞のミトコンドリアがエネルギーを作り出すからです。
以上が、呼吸法と息止めをなぜ毎回プログラムに組み込んでいるか?の理由です。
このことを理解して、する方がより効果が得られるのでは?と思っています♪
では、私が、この1分息止めが出来ているか?
といったら、出来る時とできない時とあります💦
私は、とても緊張しやすい体質で、教室でも緊張していることが多いです💦
だからこそ、毎回、毎回自分のためにも自力整体をしています。
お陰様で90分の実技後は、カラダ中をエネルギー(氣)が巡ってとても気持ちいいです。
この感覚を、是非、皆さんと共有したいといつも思っています(^_-)-☆
今回は、この辺で👋
最後まで読んでくださって有難うございました🍃
写真は、わが家の庭に咲いたタマスダレ🌺