先日、広島で開催された骨盤講座に行ってきました!
講師は、理学療法士の黒瀬詠子さん。
そこで、学んだことを今回は紹介します。
◎骨盤について
カラダを家に例えると、
骨盤は土台。その上の床が骨盤底筋群。柱は脊柱、天井が横隔膜。
それぞれが機能して一緒に成り立っているから、すべてが大事。
その土台としての骨盤が歪むと家全体にひずみが出てくる。
誰しもストレスや体の使い方の癖もあり、ずれるのは避けられない。
だから、ちょっとした不具合を放置しておくより、やはり、早め早めに手を打って対処する方が、治りが速いし楽である。
骨盤の周りにはたくさんの靭帯がついていて土台がぐらつかないように支えられている。
けれど、長時間、腰を丸めて座っていると、それだけで、おしりの下に肉がたまり、脂肪が癒着するので、骨盤が歪み硬くなる。。。
そんな時は、ここ ↓ 写真のところをつまんで動かしてあげるといいそう。
◎骨盤底筋群について
尿道、膣、肛門周りにあって、膀胱、子宮、直腸などの内臓をハンモックのように支えている筋肉たちのこと。
ここが緩むと尿漏れ、子宮脱、膀胱脱・・・などにもなってくる。
尿道、膣、肛門周りをキュッと閉めて持ち上げる運動を取り入れて、筋肉をつけていくことも必要。寝転んでそれぞれの部位に意識を向けてやると良い。
写真下の赤いところが骨盤底筋群。水色=膀胱、ピンク=子宮、茶色=直腸、白=仙骨
◎股関節について
上部写真のピンク色=腸骨筋、赤色=大腰筋
硬いかどうかのチェック。
↑ 上の写真のように膝を曲げたとき、延ばした方の足が上がってたら、筋肉が縮んでいる。
また、足をそとにまわす筋肉は6つある。
特に内閉鎖筋と骨盤底筋群が癒着して筋肉が硬くなっている場合は、坐骨側からヨシヨシとほぐしてあげることも大事。
アスリートや介護などで、立つ座るを頻繁にするようなお仕事をされている方は、骨盤底筋群が締まっている方もいるので、緩める、ほぐすは大事。
↑ 骨盤底筋群と内閉鎖筋 写真が分かりにくいですが…(^_^;)
◎呼吸について
横隔膜は、膜状の筋肉。
骨盤底筋群と連動している。
腹式呼吸は、横隔膜を下に下げることで胸郭を拡げて肺に空気を送り込む仕組み。
胸式呼吸は、肋骨の間の筋肉を伸び縮みさせ、肺を横に広げることで空気を吸い込む。
女性は、胸式呼吸が多い(妊婦さんや太った人も)。男性は腹式と胸式を併用している人が多い。
高齢者になり、背が曲がると肋骨が狭まるので呼吸が浅くなる。
腹式呼吸で横隔膜の動きを大きくすると、呼吸が深くなり、副交感神経優位にさせ、リラックスできる。
特に産後ママは、骨盤底筋を働かせるためにも腹式呼吸がおススメ。赤ちゃんのために使っていた空間を
元に戻してやるという意味でも腹式呼吸が良い。
◎腹筋について
腹筋は、4種類の筋肉(外腹斜筋、腹直筋、内腹斜筋、腹横筋)からなっている。
特に腹横筋の下部は、コルセットの役目がある。シックスパックといわれる腹直筋と癒着するとそのコルセットの役割が薄れるので、脇腹のほうから、腹直筋の境をほぐすと良い。
また、産後ママが腹筋するのはNG。(腹直筋を痛めやすい)
下腹を横から寄せる感じにして、腹横筋を働きかける方が先。
(膝を立て息を吐ききって、下腹に力を入れる)
写真 赤色=腹直筋、ピンク=腹横筋
最後は、骨盤と骨盤まわりの筋肉を整えるトレーニングを習いました!
実践するのに気を取られ、写真を撮り忘れましたので、直接お会いした方に実践でお伝えしますね(*^_^*)
長くなりましたけど、私の記録メモとして。書いてみました。
最後まで、読んでくださりありがとうございました。